10数年ぶりに再びロック周辺のものを聞き始めた人間が、古今の作品についての雑感を書き連ねます。ほかのブログであまり取りあげられなかったり、取りあげられていてもその仕方が不満だったりしたものを中心に取りあげていきます。

2008年05月02日

Neil Young, 1st, 1969



音楽の好みっていうのは人それぞれで、ロックを聴く、といっても、そこにはいろんな好みがある。そんで、実はある種のアーティストを好む人たちっていうのは特定の偏りを示すことが多い。

何がいいたいかと言うと、超有名なミュージシャンであるボブ・ディランにしても、ニール・ヤングにしても、わたしは今まで彼らのことをほんとに好きって言う人にはリアルで会ったことがない。えー……。でもブログとかの名盤選では一応お義理みたくBlonde on blondeなんかを挙げているんだけど、みんな本当に好きなんだろうかね。そんななかで、ここの感想はとっても正直w

つうか、ディランとかヤングとかってそんなに敷居が高いのか……。そんなののアルバムばっかり集めていたわたくしってなんなんだろうか。でも、まあ好きなんだからしょうがない。といっても、全部のアルバムが好きなわけではないのだけどね。

さて、極私的アルバム選第一弾として、ニール・ヤングがソロで初めて出した1969年のアルバムを取りあげることにした。わたくしの好みっていうのは、最近気づいたんだけど、たてノリのは嫌い、横ノリのは好きなのもある。でも、一番好きなのはノリだけが支配するのではない流れのもの。正直言って、自分が好きな音楽を見つけるのは難しい。んで、このアルバムは、そういう好みの部分にあてはまるのかどうかよくわからない。でも最後の9分を超えるThe Last Trip To Tulsaのアコギのザクザクという音がどうしよく好きだったりするので、きっとそうなんだろう。これは、一応たてノリなんだろうか。うーん。

でも、このアルバム全体から漂う孤独な雰囲気がどうしようもなくいいんだよね。ニールがこんなアルバム作ったのはこれだけで、彼の全キャリアのなかでも異色作。でも、それだけに特別な味わいがある。ジャック・ニッチェのストリングスもとてもいい味を出している。また、音作りも独特で、Lonerのベースやドラムの重低音っぷりも珍しいし、それとストリングスが絡むっていう曲もあまりないと思う。エレキはテレキャスが多いのかな。ニールの歌声はまったく頼りなげで、消えてしまうそうな感じがある。

このアルバムの評価は高くない。けれども、ニ−ル・ヤングらしくないから、などと言ってこのアルバムをけなすっていうのはまったく正しくない。実のところ、彼自身の演奏をオーバダヴし、それにストリングスを重ねたこの私的な雰囲気のアルバムは、ニールのほかのどのアルバムよりも中毒性がある。好くなとも私にとっては。
タグ:1960年代
posted by watanokuni at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | むかし聴いた…… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/96765305

この記事へのトラックバック